ゆめさきの森公園 全山縦走コース
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平成17年5月28日(土) メンバー 私だけ
全山縦走コース | ぜんざんじゅうそうこーす | 約7.0km |
2万5千分の1地形図「前之庄」を参照すること。
これまでの「ゆめさきの森公園」の山行記録
4平成14年12月28日 夢前町の通宝寺山ダイレクト
ゆめさきの森公園の東側、夢前川右岸の古知之庄野尻からヤブを掻き分け、獣道を辿り319.4m三角点ピークに達し、尾根に延びる謎の遊歩道を見つけた記録。下山は南側の274.9m三角点まで完成していた尾根の遊歩道(ラクダの背道)を歩き、現在の「古墳の道」(当時は半ヤブ)を下り、最後は適当に植林の斜面を下る。
里山整備事業と遊歩道に関しては、同年10月の「TAJI&HMの兵庫の山めぐり」が初出で、山行の参考にしている。
4平成14年12月30日 遊歩道で行く通宝寺山
弥勒寺奥でCSR事業の建物が建築中。通宝寺池の東岸に尾根に登る遊歩道(ツバキの道)を見つけ、周回尾根を北に進み展望岩場まで行く。下山は「見晴らしの道」から「スギの道」。道標が未整備なだけで遊歩道はほぼ完成していたが、「岩の山道」の一部は未整備だった。
4平成15年5月10日 4平成16年3月7日 ゆめさきの森公園散策と番城山城跡
正式オープンの半年後。案内図を見ると、巻き道も含めて「岩の山道」が完全に消滅している。「ホオノキの道」を登り展望台へ。尾根まで登ると「岩の山道」入口に立入禁止の警告板が立っているが、展望岩場へ行く。「かぜの谷道」で通宝寺池の奥に下山。粉雪の舞い散る日だった。
「岩の山道」が復活
「The die is cast」により全山縦走ハイクが5月22日(日)に行われることを知り、「ゆめさきの森公園公式ホームページ」を見ると「岩の山道」の整備ができて尾根道が全通した記念にハイクを行うとある。
残念ながらハイクの募集は定員となり締め切られていた。それならばと、前日の土曜日に抜け駆けして歩いてしまう計画をたてたが、悪企みは春風邪のため頓挫してしまう。
日曜日の公式全山縦走ハイクは雨の中を強行されたが、今日の土曜日の私的全山縦走ハイクはよい天気のもとに挙行された。
バスでゆめさきの森公園へ
8:06
姫路駅前発の前之庄行き神姫バスに乗り、置塩中学校東側の「又坂バス停」で下車する。又坂の集落の中を南に抜け、西へ峠越えの道を登る。
三寶山霊園を左手に見て峠道を登り始め、峠からは貯水タンク、ゴーカートのドリームサーキット、夢前町農協ライスセンター、夢前町ふれあい体育館、夢前水上ゴルフといろいろな施設を見ながら下る。
8:41
水上ゴルフ場から北へ小坪集落へと進み、81m標高点(左手に小坪自治会館)から右へ集落の中を行く狭い道に入る。車で来たならば少し北に進むと広い道がある。
8:49
「ゆめさきの森公園」の手前の、右側の集落が途切れるところに周回尾根に登る「古墳の道」の入口がある。大きな案内板が立っているので、見過ごすことはありえないだろう。公園駐車場まで400mとなっている。
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「古墳の道」を登り周回尾根へ
住宅と田畑の間の道に入ると、植林の広い谷の中を行く道になり、本日一番目の道標が現れた。
公園駐車場 100m先右折
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8:59
道は谷から離れ南側の支尾根へと登っていく。その曲がり角にも道標が立っている。
古墳 500m
町道弥勒寺線400m
(柱に)火の用心 24
今日はまだ行っていないが活動拠点施設に下の写真の「散策ガイドマップ」が置いてある。それには道標の番号も記載されていて(ここは24番)、マップさえ持っていれば現在地が一目瞭然で分かるグッドアイデアだ。
マップの裏面には標準所要時間25分から4時間までの長短各種のモデルコースが記載されていて、幼い子供のいる家族から健脚家までの要望に応えることができる。初めての人は管理事務所に聞くのもよいだろう。
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散策コースの距離と標準時間
◎ 標準時間は目安です。各自の体力に応じてゆっくり楽しんでください。
◎ 暑い時期は飲み物を持て歩きましょう。
- 通宝寺池周回コース
約1.5km 約25分 ・ほぼ平坦なコースです。野鳥観察小屋、観察デッキがあります。- テーダマツの道・通宝寺池東岸コース
約2.0km 約40分 ・巨木のテーダ松林を歩きます。野鳥観察小屋などがあります。- 展望台コース
約2.0km 約40分 ・お手軽に山歩き気分。地元の集落が望めます。- 見晴らしの道コース
約3.8km 約1時間30分 ・炭焼窯跡が見られます。通宝寺池と活動拠点施設が望めます。- 岩の山道コース
約4.3km 約2時間 ・ゆめさきの森公園の最高地点があり、眺望は園内で一番!- ツバキの道・ラクダの背道コース
約3.8km 約1時間45分 ・瀬戸内海、塩田温泉が望めます。- ラクダの背道・古墳の道コース
約4.8km 約2時間30分 ・小坪山古墳があります。- 全山縦走コース
約7.0km 約4時間00分 ・尾根道を全部歩きます。アップ・ダウンの連続です。お願い
- 自然の川・池ですので危険な箇所もあります。
- マムシ・ハチなど危険な生き物もいます。
- 森は傾斜が急なところ、崩れやすいところもあります。
- 池は、深いところは10m以上あります。
- 「とるのは写真だけ、残すのは思い出と足跡だけ」でお願いします。
- 植物や昆虫などを、むやみに採らないで下さい。
- ゴミはお持ち帰りください。
- たばこ、空き缶等のポイ捨てはやめて下さい。
- 施設にキズをつけたり、落書きしないで下さい。
- ペットの飼い主さんへ
- ペットの持込の場合リード等でつないで下さい。(ペットが苦手な方、リスなどの小動物への配慮をお願いします。)
- 糞の後始末をして下さい。
ゆめさきの森公園運営協議会
TEL 07933-7-3220
谷から離れて尾根に登る道は、植林の倒木により半分崩れたところもあるが、植林を抜け雑木林の中を緩やかに登っていく。斜面に木を組んで土台を作り、土をかぶせて道にしているところがあるが、どれぐらいもつのだろうか。
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9:09
274.9m三角点ピークから北西に下る支尾根についた。尾根道の両側は落葉樹を除いて除伐され明るく見通しのよい道になっている。枝葉越しに麓の弥勒寺が見える。
9:19
一本南の支尾根に乗り移り、古墳と三角点ピークの間の分岐点についた。
古墳 100m
町道弥勒寺線800m
ラクダの背道
(柱に)火の用心 23
9:20
ベストの忘れ物がある道を少し下ると、だいぶ傷んだ小規模な古墳がある。小坪山古墳だ。本日一番目の解説板もある。
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小坪山古墳
古墳時代後期に造られた円墳です。
古代の埋葬方法など、歴史研究の上に重要な意味をもつ形式の古墳ですので皆さんで大切に保存していきましょう。盛り土は流失し、天井石も持ち去られたのか今はありません。玄室の左右と奥壁の積み石も一部失われています。古墳の形式は小規模の横穴式石室の埋葬施設を持つ円墳です。
古墳はもともと大和政権の支配における身分の表現で、古墳時代の前期、中期には族長クラスの者しか古墳をいとなめませんでした。しかし、後期になると大和政権の支配はさらに浸透し、集落の上層くらいまで古墳をいとなむようになったと考えられています。
この古墳は極めて小規模のものですが、廓の形式が大和地方(現 奈良県)に前期古墳として発生した例えば崇神天皇陵や景行天皇陵と同一であることから、この地方では相当の有力者が葬られたものと考えられます。この公園は県民の文化・スポーツ・レクリエーション活動を促進するため。県内の多くの企業から協力を得て、法人県民税の超過課税による税収を財源として整備したものです。兵庫県
小坪古墳から分岐点まで引き返し、300m先の「ラクダの背道」まで支尾根の道を登っていく。周回尾根に登るまでは道の最大斜度が制限されているのか、左右に行ったり来たりしながら登っていく。九十九折れの道とも言うが、何もここまでしなくても真っ直ぐにして階段にすればよいと思うのだが。
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9:45
274.9m三等三角点(点名:寺村)に到着。小坪山古墳がある山なので、もしかするとこの山は小坪山と言うのだろうか。
三角点の手前から展望が広がり始め、三角点まで登ると置塩山がある東方向もよく見えるようになる。ゆめさきの森の中ではここが一番展望がよいように感じた。
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「ラクダの背道」を下ったり登ったり
ここから、周回尾根を行く「ラクダの背道」となる。名前から想像できるようにコブが連続する道だが、フタコブどころではなくコブコブコブコブ……と限がないほどコブだらけだ。周回尾根に乗るまでの階段道は、10cm丸太二段の既製品を使ったものだが、周回尾根の階段道は除伐材を再利用したもので、段差などにばらつきがあり一歩一歩に注意が必要だ。
また周回尾根の外側を利用できなかったため九十九折れにできず、階段道には遊歩道の基準を外れるような急な部分がある。もちろん手摺はなく、長い急下りでこけたら下までゴロゴロと転がり落ちそうだ。
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10:14
緩やかな階段道を登り、共同受信用テレビアンテナの立つ289m標高点に着いた。はしごがかかるアンテナの架台に登ったら展望がよさそうだが、倒してしまったら怒られるので止めておく。
ここからは比較的緩やかな尾根が続き、周囲を観察する余裕もあり、ところどころに咲く花を愛でながら楽しく歩くことができる。
公園側の木々は落葉樹を残して除伐されていて、時々向こうの山が見えるが、外側は手が全く入っていないため木々が絡み見通しはない。その左右の対比も面白いが、モチツツジが咲いているのは外側だけで、内側のは除伐したとき一緒に伐られてしまったようだ。
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10:36
活動拠点施設へ下る「ホオノキの道」分岐に着いた。当然ながら道標が立っている。
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ここの道標の表示の仕組みを理解していれば問題ないのだが、『ここから始まる「ツバキの道」が450mありますよ』という意味ではなく、『この道(ラクダの背道)をあと450mほど行くと通宝寺池に下る「ツバキの道」がありますよ』という意味だ。この周回尾根には道以外に目ぼしいランドマークがないため、こんな道標になっているのだろうか。
10:37
「ホオノキの道」分岐の先に手頃な岩場がある。バスを降りてから2時間半、天気もよく、時間も余裕があり先を急いでも仕方ないので、ザックを下ろして休憩。
「ホオノキの道」から声が聞こえてきて、夫婦のハイカーが現れた。今日初めての出会いだ。挨拶を交わし通り過ぎると思いきや、奥さんの方から「ホームページをやっている方ではないですか」と声をかけられた。少し話をして分かれたが、この先、抜いたり抜かれたりを繰り返すことになる。
しかし、ほとんど後姿の写真しか公開していないのによく分かったものだ。
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10:53
休憩を切り上げ、歩き始める。この辺から『順路』と書かれた矢印標識が時々現れる。方向は一定していなく意味不明だ。
11:00
急な階段道で夫婦を追い越し、319.3m四等三角点(点名:糸田)に着いた。これといった明確なピークのない周回尾根の中で、ここも目立つピークではなく最高標高地点でもない。
山登りでは頂上からの展望がよいと聞くと登ろうかと思うが、ここゆめさきの森公園ではその要素が欠如している。それが、歩く人が少ない理由なのだろうか。それとも知名度が今ひとつのなのが原因なのだろうか。
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3年前の12月、東側の尾根を苦労してよじ登り、ヤブを漕ぎこのピークに達したとき、本当に遊歩道があって驚いたのを思い出し再現写真を撮る。そのときは冬枯れのピークで展望がそれなりにあったが、今日は新緑に阻まれ何も見えない。そんなことをしている内に、また夫婦に追い越された。
驚きの「岩の山道」へ
11:08
緩やかになったなった尾根を行くと、通宝寺池へと下る「ツバキの道」の分岐点に着いた。ここから周回尾根の道は「ラクダの背道」から「岩の山道」と名前を変える。
岩の山道
ラクダの背道
ツバキの道
(柱に)火の用心 16
前回ここに来たときは、足を踏み外すと大怪我間違いなしの岩場を通る「岩の山道」は、立入禁止の警告板が立つ禁断の地だったが、どのようにして安全を確保したのか興味があるところだ。
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「岩の山道」はこれまで禁断の地であったためか、他の道に比べると手が入ってなく、いい感じの道が続く。完璧な除伐をして下草を刈り里山風の雰囲気を醸し出すことが悪いわけではないが、自然に見えるが実は全くの人工の雑木林というのも変なものだ。
11:13
また夫婦を追い越し、ゆめさきの森公園の最高地点に着いた。解説板によると標高350mほどだが、ただの尾根の平坦部で頂上というものではない。
最高標高地点
ここは、ゆめさきの森公園内で最も高い場所です。
尾根筋の縦断
ゆめさきの森公園は、周囲を山に囲まれた谷筋にあります。山の尾根筋はこんなにデコボコしています。この公園は県民の文化・スポーツ・レクリエーション活動を促進するため。県内の多くの企業から協力を得て、法人県民税の超過課税による税収を財源として整備したものです。兵庫県
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最高標高地点の北端から、北西の岩場へ下る階段道以外に、東に下る明確な道があり、ここに来るたびにどこに下りるか気になる。今日はバスで来たのでここから東へ下りてしまってもよいが、周回尾根の完全縦走という目的があり諦める。
11:19
最高標高地点から岩場の尾根へと下っていくと、岩場に変なものが見える。なんと岩場にフェンスができている。
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岩場に着く前に、通宝寺池へ下るかのように見える道が分岐している。その道は公園オープン前に、危険な岩場を巻くために造られた道の成れの果てで、岩場の道以上に本当に危険な道だったりする。
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片側が切れ落ちたこの展望岩場は、確かに足を踏み外すと怖いことになるが、いくらなんでもこのアルミフェンスはどうかと思う。柱を立ててその間に鎖を張るぐらいが妥当なところではないかと思うが、それでは小さな子は鎖の下を転がり落ちてしまうと考えたのだろうか。
完璧な安全を確保しなければならない公園内の遊歩道としては、致し方ないものかもしれない。しかし誰が見てもやり過ぎだと思うだろう。私はここを鎖場ならぬ、フェンス場と名付けたい。
11:23
少し早いがここで昼食にする。フェンスの内側に座り込むと、牢獄の格子越しに外を見ている囚人になったような錯覚に陥るので、フェンスの外の座りやすいところにへたり込み、コンビニサンドイッチとおにぎり2個を食べる。食べているうちに、夫婦にまた追い越された。
展望の岩場の北側に石仏が三体祀られた祠がある。そこでは岩尾根が狭くなっていて、一歩踏み外すと祠の天井石に乗ってしまいそうだが、どんな対策を立てたか楽しみだ。
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アルミフェンスも立てられているが、石仏の祠の上を通らなくてもすむように、公園外側の岩斜面に木のデッキと階段が造られている。かなり大掛かりなものだが、完全な安全を確保するためには仕方なかったのだろう。
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この石仏は、左から毘沙門天、役の行者、不動明王かなと思う。役の行者像には明治16年と彫られていて、120年以上前のものだが、石仏の世界では新しいというのだろうか。祠の天井石が以前よりも、わずかに下がっているように見えるのは、おそらく記憶の変質によるものだろう。
11:51
展望岩場から北への下りは急だ。周回尾根の階段は雑木の除伐材を利用するのが、この公園の慣わしのはずだが、「風の谷道」に出るまでの階段は10cm丸太二段の規格品を使っている。
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11:55
階段道を下りきると、左から「岩の山道」の『完成しなかった』巻き道が合流してくる。巻き道の奥に階段が見え、入っていくと一部はきっちりと整備された道が続くが、最後は不鮮明になり出口近くで消滅する困った道で、ここにこそ立入禁止の看板が必要だと思う。
急な下り階段の先には、急な登り階段道が待ち構えている。頂上を目指しての登りならどんなに急でも、体内麻薬がドクドクと分泌され苦しみが快感へと変化するが、同じような雑木林の中を目標を見失い、ただ歩いているだけ状態の後半戦で出合う急な登りは、精神衛生上悪い。
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行こうか行くまいか「見晴らしの道」
12:05
急な登りの先の、急な下りが終わると「かぜの谷道」との分岐点で、周回尾根は「岩の山道」から「見晴らしの道」と名前を変える。
見晴らしの道
岩の山道
風の谷道
(柱に)火の用心 12
正面の「見晴らしの道」は除伐材利用の登り階段道、左の「かぜの谷道」は広い谷をジグザグと下る緩やかな道。全山縦走という目的を忘れて、危うく下りそうになるが土俵際でこらえ「見晴らしの道」を登り始める。「見晴らしの道」は以前に歩いていて、実は見晴らしが悪いのを知っているだけに苦しい決断だった。
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12:24
北へ続く明確な踏み跡を進むと、354.6m四等三角点(点名:高長)まで行けそうなピークに着いた。ここで男の子を連れた家族に出合う。気温26度と山歩きには少し高く、三人ともバテ気味だが、ここからは下りしかないことを知っているので、私の方は元気が回復してきた。結局山の中であったのは、さきの夫婦とこの家族の5人だけだった。
スギの道 250m
岩の山道・かぜの谷道 350m
(柱に)火の用心 11
12:28
少し下ると「池見展望台」に着いた。「見晴らしの道」で展望といえそうなものがあるのは、ここだけかも知れない。疲れてきたためか、同じような景色の中を長いこと歩いてきたためか、快適な雑木尾根を歩いていることになにも感じなくなって、愚痴ばかりが頭の中を渦巻いている。「邪魔だな、この解説板」。
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池見展望台
谷間に見えるのが「通宝寺池」です。
季節に応じて変化する水辺景観をじっくりと観察してみてください。ゆめさきの森公園の生態系
通宝寺池の水辺生物をはじめ、様々な生物(植物・動物)が共生し、バランスのとれたひとつの社会を形成しています。このまとまりのことを生態系と呼んでいます。この公園は県民の文化・スポーツ・レクリエーション活動を促進するため。県内の多くの企業から協力を得て、法人県民税の超過課税による税収を財源として整備したものです。兵庫県
スギは少しの「スギの道」
12:35
尾根が分かれるところで昼食中?の夫婦を追い越し、南西側の尾根に付けられた道を行くと「見晴らしの道」は終点となり通宝寺池の奥へと下る「スギの道」が始まる。
通宝寺池 800m
見晴らしの道
(柱に)火の用心 10
さらに続く周回尾根はヤブで道はないが、薄っすらと踏み跡が続き、マーキングも付けられ私を誘い込もうとしている。ここまできて全山縦走コースを外すわけにも行かず、「スギの道」下ることにする。
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雑木林から植林の中、最後は雑木林の中を下る「スギの道」の出口近くに看板が立っている。
里山づくりボランティア活動地
この森は当公園の「里山づくりボランティア」により整備を進めています。アラカシ、ヒサカキなどの常緑樹を伐採し、落葉樹主体の明るい森に誘導していきます。
12:53
「スギの道」の出口は「かぜの谷道」の入口でもあり、立派な東屋がある休憩ポイントになっている。ただ手作りの味が滲み出した、丸太のベンチは不安定で座りにくい。そういえば尾根のどこにも、こういう森林公園に付きものの休憩用ベンチが一つもなかったことに気がついた。
通宝寺池 450m
スギの道
かぜの谷道
(柱に)火の用心 8
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13:15
通宝寺池の右岸の道を行き、活動拠点施設に到着。「ゆめさきの森公園 散策ガイドマップ」などを入手する。後は、下山地点の東屋で迎えを頼んだ(谷の奥なのにななぜか携帯が通じた)妻その1を待つだけだ。
家に帰ってから散策ガイドマップを見て気がついた。活動拠点施設から始まり、活動拠点施設まで帰るのを全山縦走コースとしていることに。まあいいか、もう一度行けば。
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